「斐川学校給食センターの移転新築に関する請願」は趣旨採択に

8月19日に、斐川地域の7自治協会長、2中学校のPTA会長、4小学校のPTA会長および4幼稚園のPTA会長が請願者になり、5人の市議会議員が紹介議員となり、市議会議長に請願を行いました。

この請願が文教厚生常任委員会で「趣旨採択」となり、最終日(9月26日)の本会議で、文教厚生常任委員会の決定どおり「趣旨採択」と決定されました(賛成26、反対5)。

 

主な理由

①H27年度に市内6箇所(出雲市長浜町、西郷町(平田)、佐田町、多伎町、湖陵町、斐川町)にある給食センター全体の配食先を含めた再編計画を作成する予定であること。
 
②平田給食センターの場合は43年経過後に移転新築しているが、斐川給食センターは築後33年経過であり、早急に移転新築しなければならないほど老朽化していないこと。
 
③夏休み期間中に、老朽化により改修が必要な施設・設備の修繕工事と調理機器の更新を行ったこと(事業費1,265万円(予備費から))。
 
④8月1日付けで副所長を新たに配置するとともに、チェック専任の班長を2人体制とするなど、職員体制を強化した。

 

採択にならず、必要性・緊急性に一歩劣る「趣旨採択」と決定されてことは残念ですが、斐川学校給食センターの移転新築の必要性を出雲市議会に認識させたことは、一歩前進であると考えます。わたしも市議会議員としてこの問題について引き続き関心を強めていきたいと考えます。執行部では今後、市全体での再編計画を策定されますが、議会の意思を踏まえ、的確に対処していただくことを要望します。最後になりますが、請願者の皆様、ご苦労様でした。

給食
斐川町富村地内にある斐川学校給食センター。手前は「ご右門川」堤防。

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